VOGAウオッチミュージアムをなぜ建設したのか その3

VOGAウオッチミュージアムをなぜ建設したのか その3

「すべて寄付するから塊りで残して!悲痛な叫び」

 

博物館建設は頓挫したがコラムは続けて書いていた、屋根裏から時計を出し1本書いては又戻していった。

 

段々悲しくなってきた、なぜこんなに買い集めたのだろう?他の人の所に行っていたらもっと使ってもらえたのに、私が買ったばかりにひどい扱いをしている、ひどい扱いをしている自分が嫌になってきた。

友人のロータリー会長の所に相談に行った、会長は顔が広く市長に相談に行ってくれたが、中々理解してもらえない、それもそうだ、アンティーク時計は市長とはいえ、博物館を作る程の魅力が無いと判断されるのだろう。

 

収集してきた時計達の為なら全て寄付するから、まとめて後世に残して欲しいと言ったが、お金なら受け取りますが、物はいらないと断られてしまった。

サブマリーナ一つをとっても、どの様に進化していったか、世界広しと言えど一か所で全てが分かる事はあり得ない、懐中時計から腕時計へと変わり、時代の変化と共に腕時計もどんどん進化していった、それが1か所で分かる。

珍しいアンティーク時計達は、どんどん市場から姿を消し価格もウナギ昇りで上がっている、収集家の手に渡ったら、2度と市場に出て来る事は無いだろう、写真では見る事が出来ても現物は見る事は出来ない、現物を見る事が出来るのも大きな魅力なはずだ、どんなに説明しても塊りである事の魅力は伝わらない。

この子達をどうしたらいいのだろう。アンティーク時計に興味がある人以外は、理解不能だった、どんなに説明しても無駄と悟った。


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