ダイヤルの修復(リダイヤル)はどうして起こるのか、その価値は?

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ロレックス オイスター コンビ 手巻 30年代

懐中時計の文字盤は殆どが陶製で、割れたりヒビが入らない限り、いつまでも新品の状態を保っている、ところが腕時計が大量生産される30年代中期に入ると、コストの高い陶文字盤はすたれ、プリント文字盤が主流になって行く。

 

 

 

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プリント文字盤は、程よく焼けるとアンティークの味が出て来ますが、ダイヤルにブツブツが出たり、ダイヤルとケースの間に黒い染みが出たり、夜光塗料が脱落したりと様々な弊害が出て来ます、原因の多くは湿気によって劣化が進み弊害が起こります。

 

 

 

 

 

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プリント文字盤は水が大敵、湿気で傷んでしまう、70年以上も経過すると大半のプリント文字盤は修復が必要になる、アンティーク専門店では市場で希少価値のあるオリジナルダイヤルを主に扱っておられるが、オリジナルはとても高価で手が届かなくなって来ている。

 

 

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ケースや機械は十分使えるのに、ダイヤルが痛み過ぎると時計自体に魅力がなくなり、安い時計だと捨てられてしまうが、メーカー品だと部品代の価格が付く。

部品用にと低価格で買い取られるが、年代が古い物だとダイヤルを修復し再販される時計もある、写真の時計が正にそうで、オリジナルダイヤルだと約2000ドル位の値段が付くが、リダイヤルだと半額近くの1000ドル位で購入出来る。

 

 

 

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写真の時計は2年前久々に訪れたアメリカで購入した、散々探してやっと見つけたのは人気の高いブラックのユニークダイヤルに修復された時計だった、遠目ではオリジナルと錯覚するほど出来は良かった、2000年代前半まではアメリカに沢山のアンティーク時計が有ったが、現

代はほぼ買い尽されアンティーク時計は殆ど残っておらず驚いた、昔は収集対象外だった修復ダイヤルだが、こうもアンティーク時計が見つからないと、修復の度合いによっては我慢が出来る、値段もオリジナルダイヤルの半額程度と安く、ケースや機械は綺麗で十分実用品として使える。

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アンティーク時計そのものが無くなりつつあり、希少性が高いオリジナルはとても高価になって来ている、左の時計はオリジナルですが1800ドルと高価です、修復ダイヤルはアンティーク専門店では扱われないが、洋服屋さんなどで綺麗にダイヤルが修復され低価格で売られている、高価なオリジナルダイヤルにこだわらず、3割引きから半額で買える綺麗に修復された時計も楽しんでみたらいかがでしょうか?

 

時計は実に面白い。


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