ジャガールクルトの置時計アトモス

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JAGER LECOULTRE  ATMOS

 

今回紹介するのはジャガールクルトの置時計アトモスです。

 

アトモスと始めて出会ったのは、フロリダ州オーランドの時計ショーだった。

 

 

 

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外がガラスで囲まれ中の機械が丸見えで、機械の後ろに得体のしれない円形の物体が付いていた、初めて見る形状だった。

まじまじ見ていたら、オーナーが「この時計は気温差で動き、ネジを巻く必要が無い変わった置時計です」と説明してもらった。

ネジを巻く必要のない夢の様な置時計があるとは知らなかった、得体のしれない円形の中に気温で膨張収縮をする液体が入っていて、そのエネルギーで振り子が動く仕組みらしい、形も良いしジャガールクルト製なら間違いないだろうと値段を聞いてみた、500ドルと値段もまずまずだったが、手荷物で運ぶには大きすぎた。ロスアンゼルスまで送ってもらえるなら購入したいと言ったら、デリケートな置時計で送ったら壊れるから送れないと断られ、アトモスとはそれから2度出会ったが、いずれも遠隔地で購入出来なかった。

 

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アトモスは夢の様な置時計なので、博物館に展示したい置き時計だが新品だと70万円以上する、ネットで色々情報を集めたら安いので10万そこそこであったが、デリケートな置時計で壊れていたらただの置物になってしまう。ジャガールクルトで今でも修理可能だが、修理期間が半年以上、修理代金が15万位だと聞いて諦めていた。

 

地元の知人宅に行った時、飾り棚にこの時計が飾ってあったのでびっくりした、動くかどうか分からないが気に入ったら譲りますと言われ、動かなければただの置物になるが動くことを期待して譲ってもらった。

 

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早々家に帰って、内臓されている水平器で傾きを調整しストッパーを外したら、振り子が動き始めたが2分もすると止まってしまった、傾きを何度も調整したがやはり2分もすると止まってしまう、ネットでアトモスを調べてみたら、気温が17度以上でないと液体が膨張しない、振動を極端に嫌い少しの振動でも止まってしまうとあった、これは本当にデリケートな置時計なのだと実感した。

 

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譲ってもらったのが2月で寒かったせいか動かなかった、5月になって気温が17度以上になってから再度挑戦してみたら動く、ネジを巻かないで動いているのを見ると感動してしまう、振り子が今にも止まりそうなゆっくりした動きで、止まるな止まるな頑張れと念力を送っている、飼っている愛犬達がじゃれると、振動をさせるな動くなと叱るが、彼らは全く無視をして騒ぐ、騒ぐ度にハラハラしている。

 

時計は実に面白い。


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