アンティーク モバド トリプルカレンダー&ムーンフェース

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今回紹介するのは1950年代発売のモバド トリプルカレンダー&ムーンフェース ステンレス 手巻です。

この時計は時間は勿論の事、月、日、曜日、お月さんの満ち欠けを小さな腕時計の中で全て表示しています。

40年代~50年代に掛けて多くのメーカーが、トリプルカレンダー&ムーンフェースを発売しましたが、自社ムーブメントはモバドのみでモバド社の実力が伺えます。

日本にアンティーク時計ブームが巻き起こった80年代は、メーカー名が市場価格を支配せず、時計その物が持つ独特の機能やデザインの良さや味が重要でした、この時計も複雑機能や独特のデザインを持ち、人気を博したモデルの一つです。

30年代~60年代のモバド社のモデルは、アンティーク市場で人気が高く高値で取引されていましたが、現代のモバド社が発売している腕時計は、残念ながら日本では余り人気がありません、現代でも人気があるメーカーのアンティーク時計は高値が付きますが、人気のないメーカーのアンティーク時計は、特殊なモデル以外どんなに味があるアンティーク時計でも、残念ながら市場価格が下落傾向にあります。

このモデルも90年代にはアンティーク市場で、50万円を切る事はなかったのですが、
現代のモバド社の腕時計は日本で余り人気がなく、アンティーク時計もそれにつられ下落傾向にあります。

この傾向は日本独特で、世界的には時計が持つ味や希少性が重要視されており、日本もメーカー名に惑わされず、時計本来が持つ味が見直される時代が来る事を願っております。

時計は実に面白い。


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